外壁の素材と塗料の選び方

このページでは、素材別の特徴としてモルタルやサイディングボード、トタンなどの説明や適した外壁塗装について紹介します。

モルタル外壁の特徴とおすすめ塗料|種類別外壁塗装ガイド

種類別外壁塗装ガイドのモルタルのイメージモルタルとは、セメントと砂を混ぜて水で練ったもので、コンクリートと似ているもののペースト状で柔らかなため、外壁をはじめとした仕上げ材として使われている素材です。

モルタルの外壁には複数の種類があり、主な特徴を以下に紹介しておきます。

ジョリパット
凹凸は少ないものの表面はザラつきのある仕上がりとなり塗料を吸い込むため、比較的多くの塗料を必要とします。
吹きつけタイル
ツルツルした仕上がりになるためローラーで塗装も可能、塗料も比較的少量で済みます。
リシン
見た目は砂壁となる仕上がりで粒状となるために塗料の吸い込みも多くなります。ヒビ割れが起きやすい傾向があります。
スタッコ
表面の凹凸が大きく多量の塗料を必要とします。吹きつけタイルに比べると使用量は3倍ともいわれ、塗装をするにも手間がかかります。

なお、モルタルに適した塗り替えは、下塗り+シリコン樹脂塗装+光触媒の組み合わせ。塗装だけでなくコーティングを施すことで防汚効果を高めるのがポイントです。

サイディングボードの特徴とおすすめ塗料|種類別外壁塗装ガイド

サイディングボードにはアルミやスチール、窯業系などの素材がありますが、外壁塗装の塗り替えをするのは大半が窯業系。窯業系とはセメントや石膏を固めた素材で、耐震性や防耐火性、遮音性などの高さが特徴です。

また、ボードの継ぎ目部分はシーリング材が使われているので、塗り直しをする際はシーリング材を交換してからの作業となります。

サイディングボードの外壁はそもそもその素材感や模様が気に入って採用しているでしょうから、塗り替えする場合もそれを活かすため、クリア塗装がおすすめです。塗料はウレタン樹脂やシリコン樹脂。塗料メーカーもサイディング用クリア塗料を出しているので、専門業者に詳しく聞いてみるといいでしょう。

なお、サイディングボード自体がかなり劣化している場合、それを塗り替えしても内側で劣化は進んでしまうので、どうせ外壁塗装をするならまだ状態のいいタイミングでの施工がおすすめです。

トタン外壁の特徴とおすすめ塗料|種類別外壁塗装ガイド

トタンと呼んでいる素材は亜鉛メッキ銅板にプリントを貼り付けたもの。普通の鉄よりはサビにくい特性があり、きちんとメンテナンスをすれば長持ちするため、現在もガレージや倉庫などの外壁として使われているケースは多々あります。

サビが目立つほど傷んだトタンなら、塗り替えではなく交換を選択するでしょう。したがって、塗り替えをする場合はその状態をどうキープするかがポイント。表面の亜鉛メッキを落としてしまうと防錆効果が落ちてしまうので、それらに注意して2液型のエポキシ錆止めを使うなど、専門業者に相談してみてください。

上塗り塗料はウレタン樹脂かシリコン樹脂の弱溶剤型がおすすめで、どちらを選ぶかは耐用年数と予算とのバランスで検討することになります。

板張りの特徴とおすすめ塗料|種類別外壁塗装ガイド

日本家屋ならではの羽目板による外壁は、杉板を横に張ることで雨水の浸入を防ぐのが特徴。モルタルやサイディングボードと比べると、単純な強度は劣るものの、きちんとメンテナンスをすれば100年以上でも保たせることができます。

板張りの塗り替えでポイントとなるのは元の木目を活かすかどうか。木目を活かす場合におすすめなのが、浸透型で膜を作らないオイルステイン系塗料。逆に、洋風の板張りなどで木目を活かす必要がないなら、造膜型塗料がいいでしょう。